外国株式のインデックスとして最も有名なのはダウ・ジョーンズ工業株価指数(いわゆるNYダウ)でしょう。
またS&P500という指数も有名ですが、これも対象は米国株式です。
日本で知名度の高い海外株式指数は米国に偏っていることがわかります。
また日本の機関投資家の間で使われる外国株式のインデックスとしてはMSCIコクサイがあります。
これは日本以外の先進国22カ国の外国株式で構成されたものです。
このインデックスは米国だけではなく欧州圏の株式も広くカバーしており、プロの定番となっていますが、BRICsなどの新興国株式は含まれていません。
BRICs4カ国が含まれるインデックスとしては例えばMSCIエマージング・マー
ケット・インデックスというものがあります。
このインデックスは25カ国の新興国から構成されています。
そしてこのエマージング諸国の株式インデックスと先進国の株式インデックスの両方が含まれた指数として、MSCIオールカントリーワールドインデックス(MSCI ACWI)があります。
これは全世界48ヶ国(先進国23ヶ国、新興国25ヶ国)を対象にしたインデックスになっています。
この指標から日本を除けば、外国株式のインデックスとしては適切ではないかと思います。
ちなみに上記48カ国のインデックスに占めるエマージング諸国の比率は9%程度になっています。
日本を除いて考えるとインデックスで見ると外国株式の10%強は新興国に投資してもおかしくないという結論になります。